西川会長からのご挨拶

2002~2004年

近況報告とご挨拶

台風一過、秋晴れの休日を迎えておりますが、旅研OB会員の皆様方、それに学生諸兄姉の皆さん方にはお元気にお過ごしのことと存じます。

昨春、退職して自由な時間を手にしたつもりの私でしたが、我が生活を振り返り見ますと、結構依頼事項や家庭の仕事に追い回されており、ゆとりある生活とは程遠い日々を過ごしてきたものだと感じ入っているところです。

今年は米寿を迎えた母親の入院と、それに伴う介護から始まり、その後、葬儀を始め 一連の葬儀後の祭祀、引き続いて実家を含む遺産整理。これらのために半年間というもの毎日病院と実家に出勤してきたような有様でした。一方、家内の手術入院、師匠・今井名誉教授の喜寿祝いの記念講演会と祝賀会の準備と開催、長男の法事など、所用を重複進行させねばならず、なかなか時間を空けるということができませんでした。

家内の術後経過も思わしくなく、未だに寝たり起きたりの状態が続いておりますが、先月中旬、気分転換に韓国へ飛び、しばらくソウルのホテルにのんびりと滞在してお りました。
その後、福岡空港に帰国。更に博多のホテルで10日ばかり滞在して先日帰宅いたしました。

斯様なわけでパソコンをゆっくり開いて見ることがなかったために事務局・大星さんからのメールにも気付かずに失礼をいたしておりました。

10月も中旬に入り、龍谷祭、OB会総会まで残すところ、ひと月をきるまでとなりました。大星さんを始め、OB会の事務局の皆様方には準備の上で何かとお世話をいただいておりますこと、誠に有難く感謝申し上げる次第です。OB会総会も事務局の皆様方のご尽力により、年を経るごとに賑やかなものとなってきておりますこと、真に喜ばしく嬉しきことと思っております。

大学内の数あるクラブ・サークルの中で旅行研究会を選ばれた皆様方とは、年齢も職域も居住地域も夫々に異なりはしますが、夫々の一時期、旅行研究会の構成員であったという唯一の共通点でつながっております。大学人としての時期にはクラブの運営、管理という点で同級、先輩、後輩の区別も必要でしょうし、活動への出席を強制することもあるでしょう。

しかし、社会人となられ、OB会の構成員となられている今、全く一人の責任ある立 場を保持しながら自主的自立的に結集されるわけですから、男女の性差は勿論、通俗的な社会的階級など無視して、互いに一人の人間として尊重しあえる関係にあると考えられます。

勿論、同等・同格のお付き合いと言えど、年長者や先輩に対して敬意をはらうことの必要性や重要性については世間常識として言うまでもないことですが、これをも強制するような集合体ではない、そうした意味においての自由集団が旅研OB会であると私は常々考えて参りました。

今年のOB会総会は、旅行研究会創設40周年を来年に控えるプレ総会ですから、一人でも多くのOB会員の出席を要請し、the 40th Anniversary を盛会に導くための会としたいものです。
そのためOB会員の皆様方には、お一人がお一人乃至お二人を連れて、ご一緒にご参加いただけるようにご協力、ご支援を切にお願いする次第です。

また、学生諸兄姉におかれては、龍谷祭での発表、模擬店開催等の準備に精魂込めておられることであろうと推測いたします。どのような研究・活動発表が為されるのか楽しみにしておりますので、どうぞ悔いの残らないよう準備万端怠りなきよう頑張っていただきますよう切望いたします。

と同時に、40年という長きにわたって継承されてきた旅行研究会という組織の一端を担っているという自覚を新たにして、現役学生諸兄姉にも来年の40周年記念事業への積極的な参加を呼びかけるものです。

OB会員と現役学生諸兄姉相互の自主的・自立的、協力・協同事業として、OB会事 務局を中心に旅研創設40周年記念事業を成功させようではありませんか。しばらくのご無沙汰を謝しつつ、心よりの呼びかけを行うものです。

西川 雅宏   書

管理人
管理人

2004年度OB総会を来月にひかえる先週末、会長より近況をいただきました。

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